2009年01月05日
BlackBerry Bold 日本語化
一つ前の記事でBlackBerry Boldのレビューを書きましたが、現時点で手に入るのは海外版のみ。日本語で使用するにはBlackBerry Boldを日本語化する必要があります。実はBlackBerry Boldの日本語化は日本語版を含むROMが公開されているので非常に簡単。ROMの書き換えになりますのでやはり失敗の可能性がゼロとは言い切れず、万が一の場合はBlackBerry Boldが機能しなくなる(文鎮化と呼んでいます)場合もありますので、リスクを理解したうえで作業したほうがよいでしょう。また、海外版のBlackBerry BoldはSIMフリーのことが多いので、日本ではソフトバンクのSIMも挿して使用することができますが、通話とSMSしか使うことはできず、いわゆるメールが全くできません。国内ではNTTドコモのネットワークでしかBlackBerry Boldのプッシュメール機能を活用できませんので、注意が必要です。以下、ブラックベリーボールドの日本語化の手順を順を追って説明しますね。
- まず、BlackBerry BoldのROMをダウンロードします。ここには世界中でBlackBerryを販売しているオペレータのROMがあり、Asia Pacificのオペレータの中にはEast Asia版というバージョンを提供しているところがあります。China Mobile Peoples Telephone、Hong Kong CSL Limited、Hutchison、SmarTone-Vodafone、Taiwan Mobileあたりがそうなのですが、このうちHong Kong CSLとHutchisonが現時点で最新のBlackBerry Handheld Software v4.6.0.331 (EastAsia)というROMを提供しています。
- どちらのオペレータでもよいので、好きな方をクリックします。ここではHutchisonを例に取りたいと思いますが、Hutchisonをクリックすると、Software Download for Hutchisonという画面が表示されますので、Please Select A Productから、BlackBerry Bold(TM) 9000 smartphoneを選択して、[Next]をクリックします。
- 次の画面では、Software For BlackBerry Bold (TM) 9000 smartphoneという文章が表示されていると思いますが、ここには複数のROMが用意されています。BlackBerry Handheld Software v4.6.0.331 (EastAsia)のように、EastAsiaと書いてあるROMを探してください。Hutchisonの場合は複数のEastAsia版のROMが用意されていますが、私は最新の4.6.0.331を使用しています。その下にある[Download]リンクをクリックしてください。
- 次の画面は、個人情報の収集の承諾画面となっています。どれも適当に入力して大丈夫なのですが(すべて必須入力です)、最後の三つのチェックボックスのうち、太字になっている一番上の項目にはYesと答える必要があります。その下二つはNoでよいでしょう。記入が終わったら[Next]をクリックします。
- 次の画面は、BlackBerry Boldのソフトウェアをダウンロードして使用するにあたり、注意事項が書かれています。基本的にはこのソフトウェアはカナダのRIM社のものですので、日本でダウンロードして利用することはカナダからの輸出・日本への輸入にあたります。それらが問題ないことを確認して、違法ではないことを保証しなさい(=RIMの責任ではないよ)という文面にサインするものです。問題なければ(!?)Agreeにチェックを入れて、[Next]をクリックします。
- 次の画面で[Download]ボタンをクリックするとダウンロードが始まります。約100MB弱あります。
- ダウンロードが完了したら、ROMを焼く前にBlackBerry Desktop Managerをインストールしておきましょう。付属のCDからBlackBerry Desktop Softwareを選択すればインストールできます。
- ここで、日本語化するBlackBerry BoldをUSBケーブルでPCに接続します。BlackBerry Desktop Softwareが正しくインストールされていれば、BlackBerry Device Managerのアイコンがタスクバーに表示され、そのアイコンをダブルクリックすると、接続オプションのところに「USB-PIN:xxxxxxxx 接続済み」と表示されると思います。
- 次に、ダウンロードした実行ファイルを実行します。9000jEastAsia_PBr4.6.0_rel331_PL4.0.0.172_A4.6.0.190_Hutchison.exeのようなファイル名になっているはずです。普通にインストールしていくと、最後に[はい、BlackBerry Desktop Softwareを起動します。]というチェックが現れますが、これはチェックしないで[完了]をクリックします。
- Windows PCのExplorerより、C:\Program Files\Common Files\Research In Motion\AppLoaderにアクセスします。このディレクトリにあるvendor.xmlを削除します。
- 同じC:\Program Files\Common Files\Research In Motion\AppLoaderディレクトリにある、Loader.exeをExplorer上でダブルクリックして実行します。[次へ]をクリックすると、通信ポートの選択画面が表示されますが、ここで[接続]のところに先ほどの「USB-PIN:xxxxxxxx」が表示されていることを確認し、[通信ポートを検出]にはチェックを入れず、[次へ]をクリックします。
- するとApplication Loaderウィザードが表示されます。記事上方にあるスクリーンショットは画面の下部のものですが、上のほうの[言語および入力サポート][Indonesian][入力サポート]はすべて、チェックする必要はありません。画面中部の[BlackBerry用文字およびフォントサポート(日本語)]、画面下部の[極東言語および入力サポート]にチェックを入れ、その下は[日本語ローマ字入力方式]にのみチェックを入れます。これで[次へ]をクリックし、確認画面で[完了]をクリックします。
- これでもう日本語環境がROMに焼き込まれ、BlackBerry Boldの日本語化は完了です。BlackBerry Boldは自動的に再起動します。
(Japanese Only)
投稿者 hiroshiy : 19:40 | BlackBerry Bold 日本語化 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年12月20日
BlackBerry Bold レビュー (ブラックベリー)
夏に購入したHTCのTouch Proは、購入後ドコモ・au・ソフトバンクの各社から発売されることになってしまい、珍しさも減少してしまいましたし、メールボックスに入っているメールが1000通を超えたあたりからMMS Liteの安定性が落ちて全文受信に失敗することが多くなったりなどのトラブルもあり、安定度ではナンバーワンと言われるRIM社のBlackBerry Bold(ブラックベリー ボールド)を輸入してみることにしました。12/15現在なんとExpansysで56,185円!円高は日本経済に悪影響と言われていますが、日本製の携帯が10万円を超えつつある今、海外携帯電話好きにはかなり嬉しい計算です。しかしSoftBank 931SHがSIMロック有りでソフトバンクオンラインショップ価格52,320円とほぼBlackBerry Boldと同じ価格なのはどうなんでしょうね?BlackBerry Boldはいわゆる前面QWERTYキーボード型の携帯で、この手の携帯電話端末の元祖と言えるものです。タッチパネルはついていません。BlackBerry Bold(ボールド)はBlackBerryシリーズの最上位機種で、全面タッチパネル・キーボードなしの後発BlackBerry Stormと比べても、無線LAN機能があったり、GSMが3バンド対応(BlackBerry StormはUMTS 2100MHzに加えGSM 850/1900または900/1800の2バンド)と、日本のユーザーにはぴったりな内容だと思います。そもそもブラックベリーはRIM社が双方向ポケットベルとして開発したもので、もともと電話ではなくメール端末に近い位置付けでした。それが電話機能も、、という形で進化していったので、メール機能については他のどの端末よりも充実しているように思います。それでは11月20日に購入後、ほぼ1ヶ月毎日メインの携帯として使用した、BlackBerry Boldのレビューをお送りしたいと思います。購入はExpansysからで、SIMフリーのものを購入し、ドコモのネットワークで使用しています。
【BlackBerry Boldレビュー: 契約まで】
BlackBerry Boldを使用するためには、携帯電話会社との契約が必要です。私が購入したものはSIMフリーのため、世界中どこの電話会社のSIMでも使用できますが、ブラックベリーのインフラストラクチャーを持っていない電話会社ではメールやウェブは使用できません。日本ではブラックベリーのサービスはNTTドコモから提供されていますので、ソフトバンクのSIMでも電話とSMSは使用可能でしたが、ドコモのSIMでブラックベリーインターネットサービス(BIS)またはブラックベリーエンタープライズサービスを利用することになります。BISではxxx@docomo.blackberry.com(長い、、)というアドレスを取得することができ、月額3045円で携帯メールのように使用することができます。もちろん、通常のPOPアカウントやGmailなどもBISで使用できます。後者はブラックベリーエンタープライズサービスがサポートしているMicrosoft ExchangeとLotus Notes/Dominoを直接BlackBerry端末で読み書きするもので、ExchangeとNotes/Domino側にもBlackBerry Enterprise Server(BES)という設備が必要となります。BESの場合、データの流れはBlackBerry-携帯ネットワーク-ドコモのブラックベリーエンタープライズサービス-インターネット-BlackBerry Enterprise Server(BES)-Exchange Serverのような流れになるようで、ドコモに支払う月額3570円に加えてBESのライセンス料金またはASP使用料となります。BESを使用するとメールに加えスケジュール、電話帳もリアルタイムで同期できるようになります。
私はExchange Serverのホスティングを契約していてそこでBESも利用できるので、トータル3570円(ドコモ)+$9.99(BES)でいいはずなのですが、今のところはBISを使用しており、3045円+315円(モバセク)で済ませています。モバセクを使う場合、メールの引用部分はサーバーが担当してくれるので、パケット代を節約できるのです。
実際の契約にあたっては、かなりドコモ・ブラックベリー・ケアが役に立ちます。まず個人でBlackBerry Boldを手に入れたら、普通にドコモのSIMのみを契約し、その後ブラックベリーケア0120-045360に電話すればOK。30分以内にBlackBerry BoldでBISが使えるようになります。なおBlackBerryの料金はちょっと複雑で、前述した3045円のBIS利用料の他に、パケット代がかかります。このパケット代は通常のドコモのパケット定額は一切使えず、パケットパックを使うことができます。また、ブラックベリーデータ通信パック(BBDP)というものを使うことができ、BBDPは8万パケットを1680円(パケット単価は0.021円)で利用することができます。しかしBBDPの通信料金は通常のパケットパックと異なり音声通話や国際ローミングに充当することはできませんし、二か月繰り越しの対象にもなりません。8万パケット未満の方はBBDPが最もお得だと思いますが、8万パケットを超えるとBBDPのパケット単価は0.0525円と2倍以上にアップしてパケ死を誘います(笑)ので、その時点でパケットパック60以上に切り替えたほうがよいと思います。私の場合、毎月1日にBBDPに加入し、8万パケットを超えた時点でBBDPを解約してパケットパック60に加入する、を繰り返して運用しようと思っています。パケットパック運用期間中は、無料通信分は通話料、パケット料以外に国際ローミング料などにも充当できます。なお、BBDPに関する手続きはブラックベリーケアでなければできません。
【BlackBerry Boldレビュー: 電話機能】
ブラックベリー・ボールドの通話音量は大きい方です。最近の日本の携帯は音量が小さいものが多いように思いますが、これなら雑踏のようなところでも問題ないと思います。音量調節の幅も比較的広く、本体右側面に音量調節のボタンがありますので、ブラックベリーを左手で持って通話する人は人差し指と中指で、右手で持って通話する人は親指で簡単に音量が調整できますので、通話中に周囲の状況が変化してもそれほど心配ありません。
素晴らしい機能としては、Treoなどと同様、待ち受け画面からすぐインクリメンタルサーチができるというところです。例えば「佐藤花子」に電話をかけようとする場合、かな漢字変換がONの場合は[satou]と入力→[さとう]と表示→すぐダイヤラー画面に移動し、候補が表示されます。候補は最初は名前だけの一覧が表示されますが、トラックボールで電話したい相手を反転させると、すぐにその下の行に登録されている電話番号が「仕事、携帯」のように別れて表示され、カーソルはすぐ仕事用の電話番号の上に移動します。ここでトラックボールを押せば仕事用の電話にかけることができ、携帯にかけるのであればさらに一行だけ下にカーソルを移動させてトラックボールを押せばOKです。
このインクリメンタルサーチはひらがなとカタカナを同一視したりしていてかなり日本語に合わせてチューニングされているのですが、とても残念なことに、私が使用しているブラックベリー・ボールドROMのビルド(バージョン) 9000jEastAsia_PBr4.6.0_rel331_PL4.0.0.172_A4.6.0.190_Hutchisonでは、待ち受け画面ではかな漢字変換のモードが表示されないため、まず入力してみないと英数モードなのか漢字モードなのか分かりません。電話帳に日本語の名前の方と英語の名前の方が混在しているような場合、少し入力してからモードを直したりするイライラはありますね。また待ち受けで直接数字の書いてあるキーを押すとすぐその番号に電話する機能は、留守番電話1417にかける場合など重宝するのですが、かな漢がONの時に「0」を押すとなぜか「、」に!このあたりはドコモから出るバージョンでは直してくると思いますが、数日使えばすぐ気付くところだけに早めに修正してもらいたいですね。
【BlackBerry Boldレビュー: メール機能】
ブラックベリー・ボールドのメールはとにかく使いやすいです。トラックボールがすごいのです。終話ボタンを押すと待ち受けで、そこからトラックボールを左に動かしてメールアイコンをクリック(=トラックボールを押し込む)とメール画面です。日本の携帯のようにメールボタンがないのは不便のような気がしますが、トラックボールの動きが速いのでほとんどストレスはありません。メール一覧画面は二行表示で、上の段に差出人と受信日時、下の段が件名になっていて一画面で6件の表示ができます。一行表示に変更すると一画面で13件の表示となります。一覧をスクロールするのはトラックボールでスイスイと移動でき、読みたいメールをクリックすればOK。メールの本文もトラックボールでスクロールできます。一覧に戻るには、トラックボールの真横にある[戻る]ボタンで。このトラックボールはBlackBerry Boldから採用されているそうですが、ちょっと音が気になるものの使い勝手はよいと思います。
メールの検索は非常に高速で、3000通程度を10秒前後で検索が可能です。またBlackBerry Boldのメールボックスはちょっと変わっていて自分が送信したメールも(アイコンで区別はつきますが)同じく受信トレイに配置されるようになっていて、検索の際に、メールにカーソルを合わせてトラックボール左のメニューボタンを押し、[この送信者で検索]をクリックすると、そのメールと同じFromのメールだけでなく自分がその方に送信したメールも合わせて、一瞬で抽出されるのです。私はメールが比較的多いので30日分だけをBlackBerry Boldに置いていますが、訪問先で5分時間がある時など、直前にやりとりしたメールなどをさっと見返すことができます。[この送信者で検索]の他に[この件名で検索]も機能としてはありますが、これは日本語では正しく動作しないようです。
SIMフリーのBlackBerry Boldでも、前述したEastAsia版のROMにはかな漢字変換が付属しており、ほぼ問題なく日本語入力ができます。iPhoneで大問題になった文節の切り直し(「今日は医者に行きました」を「今日歯医者にいきました」に直す操作を切り直しと呼んでいます)も、トラックボールで簡単です。最初はタブキーやカーソルキーがなくても使い物になるのかな?と疑問だったのですが、トラックボールのおかげでかなり助かっているように思います。個人的にはタブキーくらいはあってもよかったのかな?と思いますが、、
前面フルQWERTYキーボードも秀逸です。TreoやTouch Proと比較しても、BlackBerry Boldのキーボードは品質が高く、おそらく好みの問題はありますが、ほぼ同等の入力のしやすさを誇っていると感じます。本体左側のキーはキートップの右側が高く、右側のキーはキートップの左側が高くなっており、これが特徴となっているのですが、両手で入力する際にはかなり楽ですね。逆に日本の通勤やオフィスのシチュエーションでは片手で入力することが多い場合もあると思うのですが、幅が66mmと広めなので片手入力はあまり考えられていないようです。片手がメインの方にはお勧めできません。
【BlackBerry Boldレビュー: ブラウザ機能】
ブラウザは最新のOperaやInternet Explorer、さらに現在最高のモバイルブラウザと呼ばれているiPhone搭載のSafariなどと比較するとかなり劣ります。問題は二点あると思います。
- 文字サイズの調整が簡単ではない。[ズームイン]1回の操作で少しだけ文字が大きくなるのですが、せっかく[列ビュー]に設定しているのに横スクロールが必要になってしまいます。
- 日本語の文字化けが起こりやすく、ISO-2022-JPに自動的に判定されやすい。まあこれはRIM社に直していただくしかないのですが、そもそもISO-2022-JPとShift_JISを間違えるのは判定ロジックが100%間違っているのですよね。また[自動モード]にチェックを入れてしまうとShift_JISやEUCはかなりの確率でISO-2022-JPになってしまうので(UTF-8はOK)、なかなか不便です。
通信速度も課題のように思います。直接インターネットに接続されているTouch ProやiPhoneと異なり、BlackBerryのインターネット接続はネットワークが無線LANであってもカナダのRIM社経由。企業向け端末ですからセキュリティ・アクセス制限などを適用するためには一か所で制御する必要があるのは当たり前だと思うのですが、一般に販売しているBlackBerryで相当距離のある北米まで行かないと通信できないというのは、かなりのハンディです。実際に54Mbpsの無線LAN経由でも、それほどの速度は出ずブラウザ端末としては失格の部類でしょう。おそらく北米では全く問題がないと思うのですが、日本にもRIMのデータセンターが必要なのではないかと思います。
【BlackBerry Boldレビュー: PIM・予定表機能】
ビジネスピープル必須の予定表機能ですが、BlackBerry Boldの標準の予定表は基本的な機能はすべて備えています。私はBISなのでOTA(Over The Air)同期は行っておらず、一日に一回程度パソコンとUSBケーブルで接続して同期しています。予定表と同時に電話帳とタスクも同期できますが、Windows MobileのActiveSyncより若干かかる時間は多めに感じます。予定表のアプリケーション中ではトラックボールの上下で一日のスケジュールを朝から夜までスクロールすることができ、トラックボールの左右では翌日、翌々日と日付をどんどん変更できます。また予定をクリックして予定の内容を見ると、件名・場所・開始時刻・終了時刻に加えて予定の詳細も続けて見ることができるので楽です。Windows Mobileとかだと予定の詳細は別フィールドになっていて、スクロールバーを操作しないと詳細の下のほうを見るのが難しかったりします。
BlackBerry Boldの電話帳は標準的です。待ち受け画面からと同様インクリメンタルサーチが使えます。基本的には困ったことはあまりないのですが、新規に電話番号を登録する際、なぜか「姓」が「直前の検索条件」と表示されていたり、姓や名の読みに英字を入れることができず半角カタカナだけだったりなど、まだバグが完全には取りきれていない様子はあります。
【BlackBerry Boldレビュー: ネットワーク機能】
BlackBerry Boldは3Gネットワークだけではなく無線LANもIEEE802.11a, 11b, 11gのすべてを搭載しています。でも実際にAppleのAirPort Express(AirMac Express)に接続してみたところ、どうもBlackBerry Boldは11b, 11gの1-11チャネルまでしかサポートしていないようです。日本では1-14チャネルが使え、EUでは1-13チャネル、アメリカでは1-11チャネルとなっているので、おそらく北米仕様ということになるのだと思います。ドコモの販売するブラックベリーボールドがどうなるかわかりませんが、ちゃんと14チャネルまでサポートされているとよいなと思います。またWiFiは私の個体ではあまり安定しておらず、おそらくROMのバージョンアップで解決されるのではないかと思います。ちょっとだけ面白いことは、WiFiが接続できている時点で3Gネットワーク(ドコモの回線)を切ってしまっても、BISのメールは届くということ。すなわち、比較的決まったところにある程度の時間滞在することが分かっている場合は、WiFiを使用することでパケット代の節約になるようです。まあBlackBerryの定額プランが導入されればあまり気にする必要はなくなるのかも知れません。現状、WiFiで54Mbpsのモードで接続しても、やはり通信はカナダ経由になっているようですので、速度はほとんど出ていません。
ネットワーク関係と言えばBluetoothですが、Bluetoothヘッドセットは(多少の問題はありますが)使えています。しかし、BlackBerryをPCと同期するために使用するDesktop ManagerというソフトとBluetoothで同期するように設定すると、何度やってもBlackBerry BoldがNull Pointer Exceptionを吐いてメールが使えなくなってしまいます。Bluetoothスタック周りはまだ安定していないような印象を受けました。この状態になると携帯の電池を抜いてまた再起動しても元に戻すことはできないため、いったんBluetoothをOFFにして電池を抜き、再起動してからPCとのペアリング情報をすぐ削除する、という操作をする必要があります。BlackBerry BoldをPCとBluetoothで接続していなくても、まれにこの現象になることがありますので、その場合はBluetoothをOFF、と覚えておくとよいかも知れません。
最後になってしまいましたが、Google TalkのBlackBerry BoldバージョンがRIMにより提供されています。まだちょっとしか使っていませんが、それなりに使えるように思います。インストールすると起動しっぱなしになってしまい、WiFiの範囲から外れてしまってもドコモの網でデータを送受信し続けますので、パケ死に注意が必要かも。
【BlackBerry Boldレビュー: 地図機能】
ブラックベリーボールドには標準で地図機能が入っていますが、何と日本地図は入っていません。そのためGPSを活用するにはGoogle Mapsをインストールする必要があります。ブラックベリーのUAをBlackBerryに設定(デフォルトでそうなっています)し、m.google.co.jp/mapsにアクセスすればGoogle Mapsのアプリがダウンロードできます。操作感は問題ありませんが、いわゆるカーナビのようなルート探索機能はなく、純粋な地図機能と乗換案内のみです。わざわざGoogle Mapsで乗換案内検索する人もいないと思うのですが、、また地図はかなりデータ通信を行いますので、現時点で定額プランのないBlackBerryでは、起動しっぱなしにしないような注意をする必要があると思います。
(Japanese Only)
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投稿者 hiroshiy : 23:58 | BlackBerry Bold レビュー (ブラックベリー) | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年11月29日
ピレリーP-Zeroをクワトロポルテのリアに装着
約18,000km走行したクワトロポルテ純正装着のピレリーP-Zeroですが、残りの溝が少なくなってきてしまったので11月3日、同じ285/30R20のピレリーP-Zeroに交換しました。実はやっぱりちょっとした段差で、リアタイヤのサイドウォールも前回のタイヤ交換と同じように痛めてしまったというのも理由の一つです。狭い駐車スペースなどでは、「タイヤが映るカメラが欲しい」とまで思ってしまいます。そうすれば危ない段差を見ながら乗り越えられるのに。。285/30R20のサイズだとブリジストンのPOTENZA RE050やミシュランのPilot Sport PS2、ピレリーP-Zeroがあります。フロントの245/35R20用に前回選択したピレリーP-Zero Neroは、残念ながら適合サイズがありませんでした。Neroのほうが安いので嬉しいのですが。。ピレリーP-Zeroの選択理由はRE050よりおそらく減りが遅く、PS2よりおそらく安い、、というところです。今まで車を乗ってきて実はミシュランは履いたことがないので実は多少興味があるのですが、トレッドパターンがピレリーのほうが気に入っているというどうでもよいような理由もあるみたいです。
そういうわけでタイヤ交換後も純正装着のタイヤと同じP-Zeroに交換してしまいましたので、あまり有効なインプレというか感想は書けません。つまらないことですがなぜかピレリーってタイヤのヒゲが多いような気がする、くらいでしょうか。このタイヤのヒゲ、ブリジストンさんによると高級タイヤにはない、とのことなのですがP-Zeroはピレリーのフラッグシップじゃなかったのかな??気になってタイヤのヒゲについて調べてみると、タイヤの加硫成型工程の特許=タイヤのヒゲをなくす技術をブリジストンの方が出願していたりするのですね。ってことはRE050はヒゲなしってことでしょうか。
今回のタイヤ交換もスーパーオートバックス東雲店で行いました。
| ピレリーP-Zero 285/30ZR20 | |
| 価格 | 89,775円x2本 |
| 廃タイヤ処理費用 | 300円x2 |
| タイヤ交換工賃 | 1,050円x2 |
| 走行距離 | 18068km |
(Japanese Only)
投稿者 hiroshiy : 20:28 | ピレリーP-Zeroをクワトロポルテのリアに装着 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年10月05日
HTC Touch Pro日本語化(タッチプロ)
8月末にやっと届いたHTC Touch Pro (タッチプロ)を日本語化するには、Treo 750などWindows Mobile 5.0時代のツールがほとんどそのまま使えます。また、タッチプロはWindows Mobile 6.1ですが、OSのバージョンが新しいということもあって、Treo 750などよりかなり安定している印象を受けます。9月末にATOKの最新バージョンが出ましたので、それを使って日本語化手順を書いてみたいと思います。以前よりあるATOK for PocketPC (なんと2003年発売!)を使っても可能ですが、ちょっと使いにくい部分もあるので、割愛したいと思います。この記事では一ステップずつ分かりやすく書くことを目標としていますので、多少技術的には厳密でない書き方になっている部分もありますが、ご了承ください。タッチプロはiPhoneなどと違い、英語版のROMには日本語の画面表示機能、日本語フォント(文字のデータ)、かな漢字変換ソフトなどが含まれていません。マイクロソフトさんもそのあたりがんばってグローバル化していただきたいものですね。そのため、タッチプロを日本語化するには、日本語の画面表示機能(wince.nlsというモジュールが中核です)、日本語フォント、かな漢字変換をインストールし、正しく設定をする必要があります。日本語化はハードルが結構高いので、遊びだと割り切れない方は試されないほうがよいと思います。下記をステップにしたがって実行していけば日本語化および日本語入力ができるはずですが、特にソフトウェアリセットをするタイミングが難しいですし、操作を間違えるとハードリセット(データはすべて消えます)しなければならない場合もまれにありますので、ノートパソコンを電源に接続し、BluetoothではなくUSBケーブルでタッチプロをパソコンに接続して、十分に注意しながら設定してください。なお、指定のない限り、すべてのソフトウェアはminiSDカードにではなく、メインメモリにインストールします。いくつかのソフトをminiSDにインストールしてテストしましたが、動作が不安定になるなどおすすめできません。
なお、タッチプロはドコモ、au、ソフトバンクからも発売される予定ですので、SIMフリー版が必要な方以外はそれらのキャリアブランド品を購入されたほうが安いでしょう。SIMフリー版には「インターネット共有」(ICS)が入っていますので、ソフトバンクの回線なら、PCをタッチプロにUSBやBluetooth PAN経由で接続して、定額データ通信が今のところ可能です。この記事では最も多いと思われるソフトバンクでの設定方法について書きます。
【タッチプロの日本語化に必要なもの】
以下をあらかじめダウンロードして準備しておきましょう。
- TRE Pocket PC
- CE-Star Std 2.8 R3c ($28)
- ATOK for Windows Mobile
(5,040円)
- PQzII_Raph_20080915_008e2.cab (英国だったじぃさんより)
- PreSetupMMSLite (入手困難に、、)
- MMS Lite Build 303 WM6用 (入手困難に、、)
- meiryo.ttc (Windows Vistaより、なくてもOK)
この記事では、Windows Vistaをベースに説明を書いています。Windows XPの方はWindows MobileデバイスセンターをActiveSyncと読み替えてください。
- まず、トラブルを最小限に抑えるため、PCのWindows MobileデバイスセンターでHTC Touch ProのPIMをPCのOutlookに同期し、フルリセットを行います。フルリセットすると今までインストールしたアプリや設定が消えてしまいますが、完全にクリーンな状態から始めたほうが安全だと思います。フルリセットは、ボリュームの下(音量を下げるボタン)とEnter(丸いボタンでもキーでもよいです)を押しながらリセットボタンをスタイラスで押し、英語の警告画面が出たら、ボリュームの上を押してしばらく待ちます。「Press VolUp to boot」と表示されれば完了ですので、再度ボリュームの上を押してください。なお、リセットボタンは、本体下部のヘッドホンのマークがある針のような小さい穴です。最初の起動時にはタッチパネルのキャリブレーションと端末のカスタマイズが行われます。キャリブレーションは、タッチパネルの誤差を調整するための設定で、指示に従って+マークをペンでタップしていけばOKです。端末のカスタマイズは、自動的に行われますので、そのまましばらく放っておいてください。次に自動的に一度再起動が入り、TouchFLO 3Dのデモが流れたあと、画面上部のステータスバーに地球のアイコンが表示され、それをタップすると、[Connection Setup]というポップアップ画面が出ると思います。これは、お使いのキャリア(ソフトバンクかドコモ)に合わせた設定を自動的に行うツールで、とりあえずYesをタップしてください。しばらくすると、「Connection Setup has finished configuring the device.」というようなメッセージが表示されて接続設定が完了しますので、[Restart]をタップして再度、再起動してください。再起動の間に、以前にPCと同期をしている場合は、PCのWindows MobileデバイスセンターからHTC Touch Proの登録を解除しておきます。フルリセットを行いたくない方は、このステップを飛ばして次のステップから実行してください。
- HTC Touch ProをUSBケーブルでPCと接続し、同期を行います。同期が完了しても接続はそのままにします。Exchangeなどのプッシュメールもそのまま設定してOKです。
- レジストリエディタTREをPCからインストールします。このソフトはminiSDカードにインストールが可能です。
- Modem Technologies社の中国語・日本語化キットであるCE-Star Std 2.8 R3c(有料)をPCからインストールします。CE-StarにはSuiteとStdの二つのバージョンがありますが、SuiteにはStdに加えて中国語の手書き文字認識が追加されているだけなので、日本語化するにはStdで十分です。コンポーネントを選ぶ画面では、[Type]は[Japanese]、[Misc]は[Japanese Pack]にのみチェックを入れた状態にし、[IMEs]はすべてチェックを外した状態にします。
- CE-Starのインストールが完了すると、PC画面にはCongratulate you!という(変な)メッセージが表示されます。ここでPC側のCE-Starのインストール画面は終了させてOKです。タッチプロ側は、完了画面が表示されますがここで[OK]をタップせず次のステップに進みます。
- CE-Starにはsunglobe.ttfというUnicode中国語・日本語フォントが含まれていますが、この日本語部分は少し見にくいため、Windows Vistaのメイリオを使ったほうがよさそうです。\Windowsフォルダにインストールされたsunglobe.ttfを容量節約のために削除し、Windows VistaのPCからメイリオをコピーします。PC側のWindows Mobileデバイスセンターで[ファイル管理]-[デバイスのコンテンツの参照]メニューから[コンピュータ]-[{名前}のTouch Pro T7272]-[\]-[Windows]とダブルクリックして、タッチプロのWindowsフォルダにアクセスし、sunglobe.ttfを削除します。その後、Windows VistaのマシンからC:\Windows\Fonts\meiryo.ttcをタッチプロのWindowsフォルダにコピーします。そのままCE-Star付属のsunglobe.ttfを使う方は、この項目と次の項目を飛ばして作業してください。
- タッチプロで[Start]-[Programs]-[TRE]でレジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SystemLink\にある4つのフォント、Arial/Courier New/Tahoma/Times New RomanのFontLink設定を書き換えます。それぞれ「\Windows\meiryo.ttc,Meiryo」に変更してください。
- HKEY_CURRENT_USER\keyboard layout\PreloadのDefaultを"e0010411"に、HKEY_CURRENT_USER\keyboard layout\Preload\1のDefaultも"e0010411"に設定します。また、HKEY_LOCAL_MACHINE\nlsのSystemLCIDを411(Hexadecimalをチェック)に設定します。
- ここではじめて、CE-Starのインストール完了画面の[OK]をタップします。リセットがかかりますので、完全に起動するまでしばらく待ちます。この時点で、日本語を読める状態になっているはずです。ActiveSyncしたメール、予定表や連絡先のデータで確認してみてください。
- 次は日本語を入力するのに必要なATOK for Windows Mobileをインストールします。PC側のWindows Mobileデバイスセンターで[ファイル管理]-[デバイスのコンテンツの参照]メニューから[コンピュータ]-[{名前}のTouch Pro T7272]-[\]-[My Documents]とダブルクリックして、タッチプロのMy Documentsフォルダにアクセスし、ATOK for Windows MobileのCABファイルをコピーし、今度はタッチプロ上でFile Explorerを使って直接実行すればインストールすることができます。インストール完了後、絶対にそのまま再起動せず、[Start]-[Programs]-[TRE]でレジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\\System\CurrentControlSet\Control\Layoutsを開きます。その下に"00000409"などのキーがいくつかあると思いますが、一つ一つタップしてチェックして"Ime File"="ATOKIMM.DLL"となっているキーを見つけます。そのキーの"Keyboard Layout"を"00000409"に変更してください。TREを閉じて、ATOKの再起動のため[Yes]ボタンをタップしてください。もし、Keyboard Layoutを変更する前に再起動してしまうと、キー入力ができなくなります。その場合でもタップ操作はできますので、どこかから"409"をコピーしてきて、411→409に書き換えるなどの方法で回避してください。
- ATOKのON/OFFを制御するツールとして、「英国だったじぃ」さん作のPQzIIがあります。「PQzII_Raph_20080915_008e2.cab」をダウンロードし、PC側のWindows Mobileデバイスセンターで[ファイル管理]-[デバイスのコンテンツの参照]メニューから[コンピュータ]-[{名前}のTouch Pro T7272]-[\]-[My Documents]とダブルクリックして、タッチプロのMy Documentsフォルダにアクセスし、PQzIIのCABファイルをコピーし、今度はタッチプロ上でFile Explorerを使って直接実行すればインストールすることができます。
- PQzIIをスタートアップ時に自動的に起動できるようにするため、タッチプロ側のFile Explroerで[\My Device\Program Files\PQzII\PQzII]を長くタップしてメニューを表示させて[Copy]、[\My Device\Windows\StartUp]フォルダで空白のところを長くタップしてメニューを表示させ、[Paste Shortcut]でショートカットをStartUpフォルダにコピーします。
- PQzIIの設定には個人差があると思いますが、最初は結構苦労すると思いますので、私の設定を書いておきます。PQzIIを起動してメニューバーの白いアイコン(!?)を長くタップしてSetupを選択し、[IME]タブのIMEに0xE6と入力してSYMキーを選択し、Shift+CURSORはYESに設定します。アイコンはPQzのページにあるもののうち、224x28ピクセルのVGAサイズをBMPに自分で変換して使います。
- タッチプロのキーボードからローマ字かな変換で日本語が入力できます。SYMキーでIMEの切替、←→キーで文節の切り直し、Tabキーを押してあと←→キーでATOKの予測変換を選択、Enterで予測変換を確定、Ctrl+X/C/Vでコピーペーストができます。
- あとはネットワーク接続設定です。[Start]-[Settings]-[Connections]タブ-[Connections]-[Manage existing connections]をタップすると、一つだけSoftBankという接続設定が見えると思います。これは、アクセスインターネットというアクセスポイント(料金体系だと思ってください)に接続できる設定が入っていて、定額にはなりません。ソフトバンクのパケット定額フルを活用するには、[Edit]をタップし、[Next]をタップして[Access point name]に「open.softbank.ne.jp」、[User name]に「opensoftbank」、[Password]に「ebMNuX1FIHg9d3DA」を入力して[Finish]で設定完了です。
- ソフトバンクのMMS、すなわちタッチプロで@softbank.ne.jpのメールアドレスを使うには、MMS Liteをインストールします。もともとタッチプロにはArcSoftという会社のMMSソフトが入っているのですが、ソフトバンクのMMSの(独自!?)仕様には対応することができないため、それを先に削除してからMMS Liteをインストールします。PreSetupMMSLite.exeをタッチプロのMy Documentsフォルダにコピーして、タッチプロ側で実行してください。再起動後、MMSLite.1.1.303.wm6.cabをタッチプロのMy Documentsフォルダにコピーして、インストールします。インストールが完了したら、[Start]-[Messaging]-[MMS]-[Menu]-[Tools]-[Options]-[MMS]と移動して[オプション: MMS]画面を出し、そこに先ほど設定したSoftBankという接続設定がありますので、それにチェックを入れておきます。また[メールアドレス]には、ご自分の@softbank.ne.jpのアドレスを入れておきましょう。次に[サーバー]タブに移り、[MMSゲートウェイ]にsbmmsproxy.softbank.ne.jpと入力し、ユーザーエージェントの[追加]ボタンを押して、[名前]に「705NK」、[ユーザーエージェント]には「SoftBank/1.0/705NK/NKJ001」(!!一文字も間違えないように)と入力してください。最後に[メッセージ]タブに移り、[配信通知を要求]以外はすべてチェックを入れて、[OK]ボタンを押してください。自分の携帯メールアドレスにメールを送信してみて、ちゃんと受信できれば成功です。
- 忘れないうちにCE-Starの登録を行っておきましょう。放っておくとあとで警告画面が出ます。まず[Start]-[Settings]-[Owner Information]-[Name:]に名前を(念のため)英語で入れます。[Start]-[Programs]-[CE-Star]-[Register]を起動し、先ほどと同じ名前とメールアドレスとシリアル番号を入力して[Register]をタップします。成功すると再起動します。
- HTC Touch Pro付属のCDに入っているバックアップソフト(Raphael_BackupTool_6.2_HTC_WWE_20080702.exe)で、設定が一度完了したら、完全バックアップを取っておくことをお勧めします。私はバックアップソフトはあまり信用しないほうでしたが、このソフトはフルリセット状態から完全に復旧できるようなので、とても気に入っています。
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投稿者 hiroshiy : 01:43 | HTC Touch Pro日本語化(タッチプロ) | コメント (14) | トラックバック (0)
2008年09月11日
HTC Touch Proレビュー
さて期待のHTC Touch Pro(コード名HTC Rafael)ですが、一言で言ってかなり理想に近い携帯電話と言えます。922shで問題になったPCとの連携はWindows Mobile機なので非常にスムースにできますし、もともと海外端末なので、今月海外に持ち出してみないと分かりませんがおそらく互換性は高いと考えられます。速度も超高速というほどではないですが、ほぼ問題はありません。この記事では、HTC Touch Proを1週間メインの携帯電話として通話、メール、ブラウザなどの基本機能を使った感想をまとめておきたいと思います。
この記事を書いている間にイーモバイルからこの端末の兄弟分のTouch Diamondが、auからはTouch Pro(E30HT)が発売される予定という情報が流れてきました(2008年9月10日)。Touch DiamondはProからキーボードをなくしてタッチパネルのみとし、100gを切る軽量化を行った端末です。どちらもそれぞれのキャリアにSIMロックされていると思います。私の購入したのはUK版のSIMフリー版です。
HTC Touch Proの通話機能
受話音量は比較的大きいほうで、今のところ音量調整が日本語化したあとでは、[音量ボタン]-[画面に音量が表示されるので適切な音量をタップ]という感じになってしまいますが、それ以外は操作性に問題は全くありませんでした。電波の受信状況もまあまあの部類だと思います。
HTC Touch Proのメール機能
HTC Touch ProはWindows Mobile携帯電話ですので、普通にExchange ServerやPOP3, IMAPのメールができます。ソフトバンクで利用する場合にはMMS Lite Build 303を利用することにより~@softbank.ne.jpアドレスのメールの送受信が可能です。もちろんソフトバンク端末ではありませんので、正式サポート外となります。私はExchange ServerやIMAP Idleを使ったプッシュ(PUSH、自動的にメールをリアルタイムで受信)だとバッテリーの持ちが悪くなってしまうので、自分のメールはモバセクを使ってMMSに転送し、Touch Proでリアルタイムで読んでいます。メールが連続着信するとエラーになることがあったりと安定しない部分もありますが、Send/Receiveすればすべて受信できますので特に大きな問題にはなっていません。
ところでHTC TouchシリーズにはTouchFLO 3D(タッチフロー)というケーアレ(au)またはきせかえツール(ドコモ)のような機能が搭載されています。デザイン自体は上の写真のようになかなかかっこいいのですが、これでメールの全文が読めたりするわけではありません。Touch Proを手に持って写真の状態から親指で画面を下から上になぞる(iPhoneではフリックと呼んでいますね)と、次のメールの件名を表示。上から下になぞると前のメールの件名を表示します。また、メールのところをタップするとそのメール全文が表示され、左下のInboxをタップするとメールの受信トレイが開きます。受信トレイでもTouchFLO 3Dは有効で、上下にフリック(ドラッグじゃないのかな~)すると受信トレイのメール一覧をスクロール、メールを読んでいるときに上下にフリックするとメールの内容をスクロール、左右にフリックすると前後のメールに移動できます。メールの処理速度は全体的に比較的速いほうで、メールを読むのであれば非常に快適に片手だけの操作でいけます。
メールの入力は画面上に10キーを表示させて行うこともできますが、やはりフルキー(QWERTY)を開いて使ったほうがTouch Proらしいということができるでしょう。ハードウェアキーボードは今までのスマートフォンの中で最も打ちやすく、入力に対する反応は最高レベルで、ほぼストレスなくスムースに文章の入力が可能です。日本語化してATOKをインストールすれば、かな漢字変換もほぼ問題なくできますし、922SHやiPhoneなどと比べものにならないくらい快適です。
HTC Touch ProのWebブラウザ
HTC Touch Proには2種類のブラウザがプリインストールされていて、Microsoft純正のInternet Explorer MobileとOpera 9.5 for Pocket PCが入っています。TouchFLO 3DからはOperaが起動するように設定されていますし、PC用の大きなサイトを見るにはOperaのほうが安定して速いので、そちらを使うとよいと思います。ブラウザ表示中もTouchFLO 3Dが作動しますので、フリックするとその方向にスクロールしますし、ダブルタップするとその部分をズームします。またMobile Viewというモードがあり、大きいサイトを縦スクロールのみで閲覧できます。残念ながらiPhoneのように任意のサイズにズームするアクションは用意されていません。Operaの安定度は現時点でiPhoneのSafariの10倍程度と言えるくらい、かなり安定しています。というかiPhoneのSafariが使い物にならないだけか。。Operaは一応タブブラウザになっていて、iPhoneほどスマートではないですが、簡単にタブを切り換えてアクセスできます。
HTC Touch Proのカメラ機能
HTC Touch Pro、その他のアプリ
HTC Touch Proにはその他にも標準装備のアプリがあります。最も分かりやすくTouchFLO 3Dからアクセスできるのは天気予報でしょう。表示は英語になってしまいますが、好きな都市をいくつか設定しておくことで、見るたびに最新の天気予報を画像と文字で教えてくれます。週間天気予報もあります。iPhoneのようにメチャクチャな(!?)天気予報が出ることはありません。YouTubeももちろん見られます。専用のアプリですので見やすいですし、検索も日本語で文字化けなく簡単にできます。Google Mapsも専用アプリで搭載されていて、内蔵GPSと連動して知らない土地でも迷うことはありません。
パソコンでインターネットにアクセスする際に使用するインターネット共有(Internet Sharing)ですが、これはSIMフリー端末ですから当然内蔵されています。HTC Touch Proではさらに気が利いていて(!?)、USBケーブルを接続するとその段階でそのケーブルを使ってActiveSync(=パソコンとの同期)を行うか、パソコンをTouch Proをルータにしてインターネットに接続する(インターネット共有機能を使います)か、選択する画面が出るのです。USBケーブルを使わなくても、Bluetooth対応のノートパソコンであれば、Bluetooth PANプロファイルで15秒ほどでインターネットに接続できます。
HTC Touch Proの良い点ばかり書いてきましたが、一部問題点もあります。まずは安定性で、これはTouch Proというより、やはり海外端末の日本語化に起因するところだと思います。特にソフトウェアキーボード(SIP)が表示されるタイミングでハングアップしてしまうことがまれにあります(※注、ATOK for Windows Mobileではこの問題は出ていません)。またMMS Liteがメール着信のたびに、1通ずつ3G接続を切断してしまうことが原因かどうかわかりませんが、MMSを自動全文受信にしてあっても、一日に数回、エラーのため先行受信分しか受信できていない場合があります。
携帯電話端末としての「もっさり度」というのでしょうか、どの程度サクサク動作するかですが、入力に関してはおそらくどの携帯よりも軽くて高速で文字の取りこぼしもないと思いますが、表示系や画面の切り替えが必要なところでは、若干のもたつきがありスマートでない部分があります。またTouchFLO 3Dは使う側の慣れが多少必要で、不器用な外人さん(sorry!)のレビュー(もともとはWall Street JournalのKatherine BoehretさんのHTC Diamondに対する記事です)のように、ちょっと使って「ああ駄目だ」と思ってしまう人も多いのではないかと思います。もちろんこれでTouchFLOは完成形とは言えないと思いますが、iPhoneのユーザーインターフェースではできないことが多すぎて、比較して「TouchFLOのほうが悪い」などとは決して言えないと思います。現に私はiPhoneはどこにやったか分からないくらい、HTC Touch Proを普段使いにしています。
[LINK]YouTubeのHTCチャネル; HTC Touch Proの動画が見れます
(Japanese Only)
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投稿者 hiroshiy : 03:12 | HTC Touch Proレビュー | コメント (2) | トラックバック (0)
