2010年01月25日
Nexus Oneレビュー(ドコモ、ソフトバンク)
【Nexus Oneメール機能】
Nexus Oneには、メールクライアントが標準で2つ内蔵されています。一つはGmailで、もう一つはメール、という至って標準的な名前が付いています。Nexus OneはGoogle携帯なのでやっぱりGmail使ってみたいですよね?これには大きな落とし穴があります。というか、スマートフォンをいろいろ使ってきた私には、Gmailもメールも、かなり出来が悪いとしか言いようがありません。
まずGmail。セットアップは簡単ですぐ使い始められますが、いくつか致命的な問題点があります。まずは[返信]ボタンの位置ですが、なんと、各メールを開き、メール最下部までスクロールしないと返信できません。メール本文を長押ししようが、メニューボタンを押してメニューを出そうが、そこには返信はありません。ちなみにメール本文表示中には、本文長押しには機能の割り当てはなし、画面下部にソフトキーとして[アーカイブ][削除][次]、メニューボタンには[前][スターを付ける][未読にする][ラベルを変更][受信トレイに戻る][その他]、さらにそこで[その他]をタップすると[ミュート][迷惑メールを報告]とあります。返信のほうが重要な気がするのですが、、もしメールが1000行あったら、返信はあきらめるしかありませんね。さらに、[次](=より古いメールへ移動)のほうが[前](=より新しいメールへ移動)より便利な位置に配置されているのですが、私のようにメールを古いものから読むスタイルの人は、かなり違和感があります。なお、Nexus OneのGmailクライアントではGmailはプッシュ配信となります。
返信できないGmailはあきらめて[メール]を使っても、もちろんGmailは読めます。しかし、この場合GmailへはIMAPのアクセスとなり、[メール]はなんとIMAP-Idleをサポートしていないので、Gmailなのにプッシュにならず、5分おきの更新となってしまいます。こちらのクライアントの場合、本文長押しには機能の割り当てはなし、画面下部にソフトキーとして[返信][全員に返信][削除]、画面上部に[前][次]、メニューボタンには[削除][転送][返信][全員に返信][未読にする]があります。まだこのほうがGmailよりはましですね。しかしせっかくのGmail、IMAP-Idleが使えないのはあまり意味がありません。
どちらのクライアントもなぜかコピペをサポートしておらず、またメールアドレスを新規で入力する際に、これは本当に自信がないのですが、どうやってもAndroidの電話帳機能である[連絡先]を参照できません。どうやってメール送れって言うのだろう。。コピーペーストに関しては、いったん返信しようとすればコピペが可能です。
Nexus Oneの[メール]ではExchange Server ActiveSyncも使えます。企業向けもちゃんと理解しているということのようですが、日本語は文字化けして使えません。iPhoneでのExchange ActiveSyncも多少文字化けはあるものの致命的ではないのですが、Nexus Oneの場合は少なくとも国際化のテストは全く行われていないということだと思います。Exchange Serverで利用しようと思っている方は要注意です。
そういうわけで、メールクライアントにはK-9 Mailがベストです。Androidマーケットから無料でダウンロードができます。これなら返信も前のメール移動も次のメール移動もGmailのプッシュメールもできるんですね。残念ながらなぜかやっぱり連絡先の参照機能はないようですが、、K-9 Mailはメールボックスに1000通まで置いておけますし、高速な検索機能もあります(今週のバージョンアップで追加)。
【Nexus Oneブラウザ】
メール機能はかなりひどかったのですが、Nexus Oneのブラウザ機能はかなり良いです。やはりコピペができないのは最大の問題だと思いますが、Googleにワンボタンでアクセスしたり、音声認識で検索できたりのギミック的なところは素晴らしいですし、基本機能としてのフルブラウザは、iPhone 3GSのSafariより高速で、携帯でサイトを見ていることを忘れさせてくれます。ただし現行のNexus Oneではマルチタッチやピンチといった操作ができませんので、画面のズームがあまりスムーズではありません。あとこれはメールでも言えることなのですが、片手でNexus Oneを持っている場合、親指の付け根が画面にちょっとだけでも触れてしまうと、操作ができなくなるという問題があります。ブラウザの場合指でタップするところが画面の端になっていることも多く、親指を伸ばしたりするとかなりの確率で付け根も画面に触れてしまい、スムースに使えません。このような問題点も、おそらくGoogle社内ではNexus Oneが十分にテストされていないことを物語っているのだと思います。
ブラウザの速度やレンダリング性能については全く問題なく、素晴らしいブラウザです。細かい問題点はあるものの、ブラウザについては合格点以上をあげられるでしょう。
Nexus Oneでの音声認識は、アプリ・IME側で対応する必要があるらしく、現時点でNexus Oneで利用できるFlickWnnという日本語IMEでは利用できず、ブラウザの上部の検索ボックスの中でしか日本語音声認識を楽しめません。しかしこの精度は大したもので、首都圏の駅から駅までの乗り換え案内なら、「○○から○○」と話しかけるだけで、すぐに乗り換え案内がブラウザに表示されます。日本語で話しかけてGoogle検索も可能です。ブラウザ内の入力ボックスやメールなどのアプリケーションでは音声認識ボタンが表示されませんが、IMEを標準のAndroidキーボード(英語)に切り替えることで、音声認識ボタンがソフトキーボード上に表示されます。ここから起動した音声認識はなぜか認識率が悪く、実際には使い物になりません。設定のパラメータなどに違いがあるのかも知れませんね。ただ、英語ロケールに切り替えた場合はメールやツイッターが音声認識でできるなど、ちょっと今までとは違う世界が広がりそうです。
【Nexus Oneスケジュールと電話帳】
Nexus OneのPIMというかスケジューラは[カレンダー]と呼ばれています。普通の機能は備えていて必要十分なのですが、細かいところはまだまだです。1日のビューでは約10時間分が画面に表示されるのですが、ワーキングタイムではなく、変な時間のスケジュールが表示されます。そのため、電話していてスケジュールの調整をしようと思ってNexus Oneのカレンダーを開くと、必ず時間をスクロールして朝9時とか10時に合わせる必要があります。一回合わせてしまえば、フリックで日を簡単に移動できるのはとても便利です。
カレンダーは、Google Syncと同期できます。Exchange ActiveSyncとの予定表同期はなぜかサポートされていません。Exchange Serverの人は、メールは文字化け、スケジュールは同期できないというわけでかなり厳しいかもしれませんね。ちなみにGoogle Sync、私は会社がExchange Server(笑)なので「仕方なく」Outlook 2007と併用して利用しているのですが、結構動作が怪しく、予定が重複すると同期されなかったりなど、完全に信用するのは危険です。Google Calendarネイティブで使用している人は問題ないのかも知れませんが、、
Nexus Oneの電話帳機能は[連絡先]という名前で、ここだけマイクロソフトっぽさ(!?)が漂っています。またExchange Serverとの同期もほぼ完ぺきで、ありがたい限りです。国産の携帯はメールやスケジュールの同期に力入れてくれるのはいいのですが、電話帳の同期機能が今一つなのが、いざという時に不安です。連絡先を先に立ちあげずに[電話]から、数字キーパッドでyasu=9278のように入力する検索方法はサポートされておらず、[電話]-[連絡先]と明示的にタップしてからソフトキーボードを使って検索することになります。一応インクリメンタルサーチが効いていることは効いているのですが、検索している文字を検索結果の下に大きく表示してしまっているので非常に見にくく、電話のかけるスピードという点ではBlackberryの数倍の時間がかかってしまいます。
【Nexus One電話機能】
電話機能のレビューは難しいのですが、かけるまでの操作という意味ではBlackberryが最もかけやすく、iPhoneが二番目、Nexus Oneはあまりかけやすいとは言えないと思います。電話中にスピーカーフォンに切り替えたりなどの操作を行ったり、電話を切るなどの操作はBlackberryが最もやりやすいのですが、UIがちょっとだけ洗練されていて、Nexus OneのほうがiPhoneより使いやすいです。特にiPhoneでは電話が切れた後すぐに[電話を切る]ボタンが[リダイヤル]に変化してしまうので、電話を切ったつもりでリダイヤルし、そのままポケットへ→相手の留守電に長電話、などという事故が結構ありました。Nexus Oneではそもそも切断ボタンが長く表示されていますし、リダイヤルボタンは表示されないため2タップ必要ではあるのですが、iPhoneのようにスクロールしようと思ってタップしてすぐ電話してしまったり、電話を切ろうと思って発信したり、などの問題はありませんでした。Blackberryの場合、電話の発着信は別のハードウェアキーに割り当ててあるので、そのあたりは実にスムースにこなすことができます。
【Nexus Oneバッテリーの持ち、有機EL液晶などハードウェア関連】
レビューの最後はバッテリーを含むその他ハードウェア関連です。まずバッテリーは持ちません。普通に電話したりメールしたりブラウザを使ったり、、という環境であれば、おおよそ8-12時間程度で空になると思います。できる限りACアダプタを持ち歩くか、ノートパソコンのある方はUSBケーブル常備で、常時充電しているのがよいと思います。Snapdragon 1GHzという高性能CPUのせいなのか、大きな有機EL液晶のせいなのか、、実際のところははっきりとは判りませんが、Androidケータイの場合[設定]-[端末情報]-[電池使用量]をタップすると、何かどの程度電池を食っているか表示してくれます。私の使い方では、ディスプレイが60-70%の電池を食っているという表示になりました。
W-CDMA(UMTS)はBand I, IV, VIIIなので日本ではBand I(2GHz帯)のみしか使えず、Band VI 800MHz帯のFOMAプラスエリアや東名阪のBand IX 1700MHz帯では使用できません。HSDPA 7.2MHz、HSUPA 2Mbps、GSM/EDGEはクワッドバンド対応と基本的には十分と言えます。日本ではソフトバンクはBand Iのネットワークなので問題なし、ドコモは山間部や東名阪の一部でBand Iが来ていない地域・十分に容量がない地域では、圏外になるリスクがあります。米国やヨーロッパではほとんど問題はないでしょう。
カメラは5メガピクセルで、最短撮影距離6cmのオートフォーカス、LEDフラッシュ付きで、携帯のカメラとしては標準的な画質と言えます。
【Nexus Oneをドコモで使う】
Nexus Oneをドコモ(DoCoMo)で使う場合、パケ死に注意する必要があります。そもそも海外携帯電話は国内のオペレータ(携帯電話会社)で使用することを想定していませんから(少なくとも日本の法律では)、利用者が十分に注意しないと、パケット代が青天井になってしまいます。特にNexus Oneのように高速で高機能なフルブラウザが付いている端末では、あっという間に万単位のパケット代もあり得るのです。
さて、Nexus Oneをドコモで定額で使うには、上限5,985円のパケ・ホーダイ ダブル(シンプルも可)の付加が必須となります。BlackberryやWindows Mobile、Android用の料金プランであるBiz・ホーダイ ダブルでは、上限が13,650円となってしまいます。ここはスマートフォンユーザーにはとても使いにくいところかと思いますが、間違いやすいところでもあるので注意が必要です。定額で使用するには、128K通信という定額プランとmopera Uライトプランを利用します。128K通信は申し込みは不要ですが、mopera Uライトプランは申し込みが必要で、2010/4/30まではキャンペーンで無料ですが、それ以降は月315円がかかります。すなわち、ドコモの場合は5,985+315=6,300円が毎月かかるということになります。
128K通信の設定は以下の手順で行います。
- [設定]-[無線とネットワーク]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]画面を出す。
- [メニューキー]-[新しいAPN]をタップし、適当な名前を付け、APNに「mpr.ex-pkt.net」を設定する。
- ひとつ前の画面に戻り、付けたAPN名の右側にあるボタンをクリックして緑色にすれば完了!
【Nexus Oneをソフトバンクで使う】
Nexus Oneをソフトバンク(SoftBank)で使う場合は、ドコモ以上に十分な注意を払ってください。というのは、ドコモの場合どうやっても上限は13,650円になるのに対し、ソフトバンクの場合は設定を間違えると上限がなく、数百万円の請求が来ることもあるからです。
ソフトバンクの場合、iPhoneの契約を利用するか、または普通のソフトバンク携帯の契約を利用する方法の二つがあります。どちらでも、定額の上限は5,985円となりますが、iPhoneの場合、iPhone for Everybodyキャンペーンが適用できれば、4,410円で利用できます。設定はiPhone契約の場合と普通の契約の場合で異なりますので、注意が必要です。まずはiPhoneの契約の場合の設定を説明します。
- [設定]-[無線とネットワーク]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]画面を出す。
- [メニューキー]-[新しいAPN]をタップし、適当な名前を付け、APNに「smile.world」を設定する。
- ユーザー名に「dna1trop」、パスワードに「so2t3k3m2a」を設定する。
- ひとつ前の画面に戻り、付けたAPN名の右側にあるボタンをクリックして緑色にすれば完了!
- [設定]-[無線とネットワーク]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]画面を出す。
- [メニューキー]-[新しいAPN]をタップし、適当な名前を付け、APNに「open.softbank.ne.jp」を設定する。
- ユーザー名に「opensoftbank」、パスワードに「ebMNuX1FIHg9d3DA」を設定する。
- ひとつ前の画面に戻り、付けたAPN名の右側にあるボタンをクリックして緑色にすれば完了!
(Japanese Only)
投稿者 hiroshiy : 01:44 | Nexus Oneレビュー(ドコモ、ソフトバンク) | コメント (0) | トラックバック (0)
2010年01月16日
Blackberry 9700 日本語化
Blackberry 9700(正式名称はBlackberry Bold 9700)を購入しました。Blackberryは以前にBlackberry Bold 9000を購入したので二台目なのですが、今回は間にSH-06Aを挟んだので久しぶりのBlackberryです。やっぱりBluetoothキーボードBlackberry 9700(正式名称Blackberry Bold 9700)は、基本的にはBlackberry Bold 9000と同じ。サイズ的には9000が114x66x15mm、136g。Blackberry 9700は109x60x14.1mm、122g。特に幅が6mmも狭くなったのがポイントで、一回り小さい、使いやすいサイズです。そのためキーボードのサイズも小さくなっており、指が太い方にはちょっと打ちにくいかも。サイズ以外にも、Blackberry 9700は9000のトラックボールをやめてタッチパッドになっているという点や、本体上部にロックキーやスリープキーが増設されているところも違います。ロックキーは「*」キー長押しと同じくキーボードのロック、スリープキーはホルスターに入れるのと同じ、キーをロックして画面を消してくれます。電池を節約するならスリープキー活用って感じでしょうか。いずれにしろBlackberry 9700の本体上部のキーを押すだけでロックできるのは、ヘビーユーザーにはとても便利です。
日本で使うことを考えると、Blackberry Bold 9700はUMTS: 2100/1900/850/800 MHz (Bands 1,2,5/6)サポートということで、FOMAプラスエリア対応の可能性が高いと言えます。このBand VI(6)というのが日本のFOMAプラスエリアとなり、グローバル版を購入すれば世界中で使えるということになると思います。なお北米版はUMTS: 2100/1700/900 MHz (Bands 1,4,8)のサポートとなり、こちらも北米でT-Mobile 3Gを使う方(1700MHz)にはいいかも知れません。どちらのバージョンでも、GSMは4バンド対応なので基本的に困ることはないでしょう。残念ながら北米版の1700MHzはBand IV(4)なので、日本のイーモバイルやドコモで使われている1700MHz帯(Band IX=9)とは異なります。まあBlackberryをお使いの方には、そもそもBlackberry Internet Service(BIS)が提供されているのがドコモのみなので、イーモバイルは対象には入りませんよね。
さてBlackberry 9700の日本語化ですが、BB 9000の時と同じで比較的簡単です。
- まず、BlackBerry 9700のROMをダウンロードします。ここには世界中でBlackBerryを販売しているオペレータのROMがあり、Asia Pacificのオペレータの中にはEast Asia版というバージョンを提供しているところがあります。China Mobile Peoples Telephone、Hong Kong CSL Limited、Hutchison、PCCW Mobile, SmarTone-Vodafone、Taiwan Mobileあたりがそうなのですが、このうちTaiwan Mobile以外が現時点で最新のBlackBerry Handheld Software v5.0.0.554 (EastAsia)というROMを提供しています。このバージョンのリリースが一番早かったのはPCCW Mobileだったように思います。
- どのオペレータでもよいので、好きな方をクリックします。ここではPCCW Mobileを例に取りたいと思いますが、PCCW Mobileをクリックすると、Software Download for PCCW Mobileという画面が表示されますので、Please Select A Productから、BlackBerry Bold(TM) 9700 smartphoneを選択して、[Next]をクリックします。
- 次の画面では、Software For BlackBerry Bold (TM) 9700 smartphoneという文章が表示されていると思いますが、ここには複数のROMが用意されていることがあります。BlackBerry Handheld Software v5.0.0.554 (EastAsia)のように、EastAsiaと書いてあるROMを探してください。また、その下のFile name:のところが9700jEastAsia...のように、9700とEastAsiaの間に「j」が入っているものを選びましょう。PCCW Mobileの場合は本日時点では一つしかROMがありませんので、迷わないですね。その下にある[Download]リンクをクリックしてください。
- 次の画面は、個人情報の収集の承諾画面となっています。どれも適当に入力して大丈夫なのですが(すべて必須入力です)、最後の三つのチェックボックスのうち、太字になっている一番上の項目にはYesと答える必要があります。その下二つはNoでよいでしょう。記入が終わったら[Next]をクリックします。
- 次の画面は、BlackBerry Boldのソフトウェアをダウンロードして使用するにあたり、注意事項が書かれています。基本的にはこのソフトウェアはカナダのRIM社のものですので、日本でダウンロードして利用することはカナダからの輸出・日本への輸入にあたります。それらが問題ないことを確認して、違法ではないことを保証しなさい(=RIMの責任ではないよ)という文面にサインするものです。問題なければ(!?)Agreeにチェックを入れて、[Next]をクリックします。
- 次の画面で[Download]ボタンをクリックするとダウンロードが始まります。約140MBあります。
- ダウンロードが完了したら、ROMを焼く前にBlackBerry Desktop Managerをインストールしておきましょう。付属のCDからBlackBerry Desktop Softwareを選択すればインストールできます。
- ここで、日本語化するBlackBerry BoldをUSBケーブルでPCに接続します。BlackBerry Desktop Softwareが正しくインストールされていれば、BlackBerry Device Managerのアイコンがタスクバーに表示され、そのアイコンをダブルクリックすると、接続オプションのところに「USB-PIN:xxxxxxxx 接続済み」と表示されると思います。
- 次に、ダウンロードした実行ファイルを実行します。9000jEastAsia_PBr4.6.0_rel331_PL4.0.0.172_A4.6.0.190_PCCW Mobile.exeのようなファイル名になっているはずです。普通にインストールしていくと、最後に[はい、BlackBerry Desktop Softwareを起動します。]というチェックが現れますが、これはチェックしないで[完了]をクリックします。
- Windows PCのExplorerより、C:\Program Files\Common Files\Research In Motion\AppLoaderにアクセスします。このディレクトリにあるvendor.xmlを削除します。
- 同じC:\Program Files\Common Files\Research In Motion\AppLoaderディレクトリにある、Loader.exeをExplorer上でダブルクリックして実行します。[Next]をクリックすると、通信ポートの選択画面が表示されますが、ここで[Connection]のところに先ほどの「USB-PIN:xxxxxxxx」が表示されていることを確認し、[Detect communication port]にはチェックを入れず、[Next]をクリックします。
- するとApplication Loaderウィザードが表示されます。画面上のほうの[Language and Input Support][Supplemental SureType(TM) WordLists]はすべて、チェックする必要はありません。画面下部の[East Asian Characters and Font Support]の中にある[Japanese Characters and Font Support]にチェックを入れ、その下の[East Asian Language and Input Support]の中にある[Japanese Romaji Input Method]にのみチェックを入れます。これで[Next]をクリックし、確認画面で[Finish]をクリックします。
- これでもう日本語環境がROMに焼き込まれ、BlackBerry 9700の日本語化は完了です。BlackBerry 9700は自動的に再起動します。
日本語化の手順にあったように、ステップ1から6とステップ9から10までを実行し、OSの準備をします。次にDesktop Managerを終了させ、Blackberry 9700をUSBケーブルでPCに接続し、先ほど用意したJL_Cmder.exeをダブルクリックして実行します。最初にパスワード確認画面が表示されますが、もしパスワードを設定していれば[Y]を入力してからパスワードを入力し、パスワードを設定していなければ[N]を入力してください。次の画面では「4) wipe」を選択すると、赤い画面に変化しますので、確認に[Y]と入力し、さらに最終確認のために小文字で[blackberry]と入力します。これでしばらくするとBlackberry 9700は「レンガ」と化し、ROMの入っていない「507 Error」という白い画面だけが表示されるようになります。
ここで日本語化の手順のステップ11以降を実行すると、今度はちゃんとOSが焼けるはずです!
Blackberry 9700を簡単にレビューしておきたいところなのですが、、実は9700は上述のように大きさがBlackberry Bold 9000より若干小ぶりなのとFOMAプラスエリアが使えること、そしてトラックボールが廃止されてタッチパッドになったくらいで、それほど大きな違いはありません。タッチパッドも比較的使いやすく、9000より大きく改良された点はあまりないのかも知れません。iPhone、Windows Mobile機、その他日本の標準の携帯電話などから乗り換える場合は、以下の点に気をつけるとよいでしょう。
- Blackberryはメールはとにかく使いやすいですが、もらえるメールアドレスは@docomo.blackberry.comとなり、iモードメールは使えません。このメールアドレスは配信もiモードメールと同じくらい、ほとんど瞬時に配信されますが、絵文字は使えません。iモードメールをBlackberry 9700などのスマートフォンで送受信するには、モバセクのiモードメール転送機能が使えます。
- もちろん、POPやIMAPの普通のメールアドレスもBlackberryに登録してリアルタイム配信させることができますが、この場合は配信がちょっと遅めになり、最大30分くらい遅れることもあるようです。特にメールがたまにしか来ないメールアドレスの場合、その傾向が強いようです。そのため、もしリアルタイム性が必要なようであれば、何らかの転送サービスで利用したいメールを@docomo.blackberry.comに転送したほうがいいでしょう。
- ブラウザは、iPhoneやWindows Mobile機ほどは優れていません。特に比較的致命的なのは速度で、BIS契約の場合、いったんカナダの東海岸まで行ってから、そこからプロキシを通して世界中のWebサイトにアクセスさせているようです。そのため、普通にネットを見るだけでも多少遅く感じますし、画像の多いサイトなどでは使い物にならないくらい遅いです。ブラウザ中心での利用を考えている方は、プロキシ型のBlackberryでなく、直接接続型のiPhone、Windows MobileまたはAndroid機を使用したほうがいいでしょう。
- その他、Google MapsやGoogle Talkなどのアプリは普通に使えますが、アプリはお世辞にも多いとは言えません。
(Japanese Only)
投稿者 hiroshiy : 16:41 | Blackberry 9700 日本語化 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年11月14日
VAIO type ZにWindows 7をクリーンインストール
2009/10/22に発売されたWindows 7。早速入れてみたいと思ったのですが、私の初代VAIO type Z(VGN-Z90NS: ソニースタイルまずは自分に「後戻りできないぞ」と言い聞かせつつ、VGN-Z90NSのデータのみバックアップを取り、まずはBIOSのアップデートを行います。今回、Windows 7のクリーンインストールを行いますので、Windows 7が起動したらドライバをいろいろ入れる必要があるのですが、それらのドライバは海外からダウンロードしました。VGN-Z90NS, VGN-Z90FS, VGN-Z90PS, VGN-Z90S, VGN-Z90USのオーナーの方は、下記の手順で進めればWindows 7をうまくインストールできると思いますので、参考になればと思います。
BIOSはSony UKのftpサイト(ftp://ftp.vaio-link.com/PUB/VAIO/WIN7UPGRADE/)から、7UPG_BIOS_SONY_M3_R2170M3.ZIPというファイルをダウンロードし、インストールします。この手順を最初にやっておかないと、Windows 7のインストール中に何度もブルースクリーンを見ることになりますので注意が必要です。
BIOSをアップデートしたら、Sony USAのVGN-Z690のサポートサイト(http://esupport.sony.com/US/perl/swu-list.pl?mdl=VGNZ690&SelectOS=47)から、Windows 7用のドライバ類と、ドライバ類の解凍に必要なUniversal Extractorというフリーソフト、SPEEDモード用のGraphics Driver(NVIDIA) Ver.8.15.11.8684 for Windows 7 64bitドライバ(http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/EP0000208680.html)をダウンロードして、USBメモリなどにコピーしておきましょう。Sony USAのサイトから落とさなければならない必要なファイルを一覧にしておきますね。
- ALDOTH-70164344-64.EXE Alps Pointing Device Driver
- INDOTH-70147588-US.EXE Intel Chipset Driver
- RIDFMC-70165348-64.EXE SD Card Driver
- RIDMSC-70161059-64.EXE Ricoh Memory Card Reader/Writer Driver
- SOASSL-70189398-US.EXE Sony Shared Library
- SOAVES-70192615-US.EXE VAIO Event Service
- SODOTH-70187339-64.EXE Sony Firmware Extension Parser Device Driver
- SODSPI-70187340-64.EXE Sony Programmable I/O Control Device Driver
- UPAPWD-70189602-64.EXE UPEK Protector Suite QL? Software
- UPDFPD-70163424-64.EXE UPEK FingerPrint Sensor Driver
さてここでWindows 7 Professional Upgrade 64bitのDVDを入れて、「STAMINA-SPEED切り替えスイッチをSTAMINAにしてから」VAIO type Zを再起動し、Windows 7をインストールします。私はクリーンインストールを選択したかったのでパーティションをすべて削除し、綺麗にしてからCドライブ1台構成にしてインストールしました。なお、アップグレード版をインストールする場合にHDDをフォーマットする場合は、Windows 7のインストール中にフォーマットするのがよいでしょう。インストール前にフォーマットすると、インストール中にアップグレードであることが認識されなくなってしまいます。Windows 7からは、以前のように前のバージョンのWindowsディスクを持っていても、それを認識してアップグレードさせることはできませんので、注意してください。
これで基本的にはVAIO type Z VGN-Z90NSにWindows 7をクリーンインストールできたはずです。STAMINAモードのドライバも自動的にインストールされ、基本的な動きはできるはずです。ここからは追加ドライバのインストールをしていきましょう。まずUniversal Extractorをインストールし、上の10個のドライバをすべて解凍します。上から順に一つ一つインストールしていけばいいのですが、解凍後setup.exeが含まれておらず、dpinst64.exeしか入っていないドライバもあります。これらは、デバイスマネージャを開き、黄色になっているデバイスを右クリックし、[ドライバーソフトウェアの更新]メニューでインストールしてください。再起動を要求された場合は、再起動してください。途中で、絶対にVAIO type Z VGN-Z90NSのSTAMINA-SPEEDモード切り替えスイッチは変更せず、STAMINAのままにしておいてください。
最後にSPEEDモード用のディスプレイドライバをインストールします。こちらはちゃんとインストーラがついていますので簡単。インストールが終了したら、SPEEDモードに切り替えてOK!ちゃんとSTAMINAモードでもSPEEDモードでも輝度調整などができます。
肝心のVGN-Z90NSでのWindows 7 Professionalの操作感ですが、非常に快適なものです。VAIO type ZはインテルのPシリーズのCPUを搭載(Z90NSはP9500 2.53MHz)していますのでWindows Vistaでも十分にサクサクなのですが、Windows 7はVistaよりさらに軽くなり、Windows XPと同じくらいの感じです。特にモバイルで使う場合、使いやすくなったオフラインファイルや、Windows+Pで簡単に切り換えられるプロジェクター・デュアルディスプレイ、スタートメニューでアプリごとに整理された[いつも表示]ショートカット、Windows+Fでメールからドキュメントから何でもPC内を検索できる機能など、とにかく安定して頼れる感じです。スリープや休止も速く、普段はスリープしか使わないようになりました。VAIO type Zの初代モデル、VGN-Z90NSシリーズを持っていらっしゃる方、Windows 7へのアップグレードをおすすめします。
投稿者 hiroshiy : 18:15 | VAIO type ZにWindows 7をクリーンインストール | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年11月01日
Nikon D700を購入!
ずっとNikonのフィルム一眼レフを使ってきた私ですが、最近ダイビングスポットで「どう?よい写真撮れた?ちょっと見せて」と言われることが多くなり、また家にも未スキャンのフィルムが溜まるようになり、そろそろデジタル化が必要と考えるようになりました。機材をデジタル化するにあたっては、今までがF100だったので基本Nikonで、あとはFXかDXか、、という点でNikon D700にするかD300Sにするか比較しました。水中ではワイド写真が好きなのですが、FXならAi AF Fisheye-Nikkor 16mm F2.8Dがありますし、DXでもAF DX Fisheye-Nikkor ED 10.5mm F2.8Gがあるので、案外ワイド側は苦労しないかも。ただ今までFXで慣れているし、陸上で被写界深度の大きな写真を撮りやすいという意味でFXにこだわることにしました。※水中ワイド(広角レンズを使って、広い風景や魚の群れ・大きな魚などを撮る)写真をやる際、どうも私はNikon派が多いような気がしています。水中の場合、60m以上より先は見えないので被写界深度は陸上ほどはシビアではないのですが、それでもサンゴ礁なら周辺までキリッと写したいし、目の前に大きな群れが来ているならバックの小魚やサンゴは少しボケてくれたほうがいいし、、などと、ある程度絞りでコントロールするのが私は好きです。また水中はどうしても赤が減少するので鮮やかな感じに撮影するためには、2-3m届けばいいほうですがストロボは必須。そうなると、ストロボ撮影時、絞り優先で1/60よりシャッタースピードが遅くならないNikonのカメラは便利です。あらかじめ海の暗さや被写体との位置関係に合わせて絞りのF値をセットしておき、もしそれより明るければシャッタースピードで自動調整、暗ければシャッタースピードは1/60で下げ止まってブレを防ぎ、その分ストロボが強くなってくれます。
キャノンのEOSだと、なぜか絞り優先モード=Nikonのスローシンクロモードになり、シャッタースピードが下げ止まらなくなってしまうようです。固定はできるみたいなのですが、Nikonのように「これよりは下げないでね」はできないみたい。水中ではズームレンズを使う人がそもそも多くなく、ブレが心配なワイド写真ではこの「SS下げ止まり、あとはストロボでなんとかする」のは案外便利だったりします。
Nikon D700にするともう一つ問題があり、、それは水中で撮影するためのハウジングが、水中ハウジングの最大メーカーSEA&SEAから出ていないということ。今までNikon F100ではSEA&SEAのハウジングとポート(ハウジングの前面の透明部分、これはハウジングとは別売りになっています)を使っていたので、他メーカーに乗り換えるとなると結構システムを買い替えないといけないのです。実はNikon D700用のSEA&SEAハウジングは全世界限定で100台だけ製作されたそうなのですが、もう売り切れてしまっているそう。再生産もなさそうとの話だし、最近のSEA&SEAのラインアップを見ているとキャノン中心とも取れるような感じになってきているので、ここで思い切ってハウジングもアンティスに乗り換えることに。アンティスのハウジングの特徴はスピードライト(フラッシュのことです)が光接続。今まで結構水中ストロボがケーブルの接触の問題(!?)か何かで光らないトラブルがあったので、取りあえずトラブルの少なそうな光接続は興味があります。またここで光接続の超小型ストロボS-2000に乗り換える選択もありかも知れません。
Nikon D700を購入するにあたって今まで使っていたSIGMA 24-70mm F2.8 EX DG MACROをそのまま使ってもよかったのですが、多少画質を落としてももう少し望遠側が欲しくなったので、Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)をレンズキット
Nikon D700を持ち出して使ってみて、気に入ったポイントは以下の通りです。
- 高感度が使える。今まで夕方から夜の撮影ではスピードライトがあっても背景真っ暗、または三脚必須だったのです。フィルムでISO400(RXP)一段増感でやっとISO800相当を出していたところ、D700では普通にISO1600が使えます。夕焼けや日没直後であれば手持ちで全然OK。ISO3200とかISO6400では今まであり得なかった画が簡単に撮れる。夜景をボケにして使うとか。
- スピードライト(ストロボ)の調光補正が簡単。あー光りすぎちゃったな―という時にすぐ調光補正だけ入れれば、ほぼ完璧な露出が一発で決まる。最近のデジタル一眼レフでは当たり前なのかも知れないですが、ストロボ撮影の失敗を劇的に減らせるという点で素晴らしい。
- F100と同じく、持つ喜びみたいなのがある。マグネシウムボディは重いですが、ある程度重いほうが安定するのかも。しっかり構えて撮影できます。
動画機能については確かに興味はあります。Nikon D300Sの動画機能「Dムービー」ではコントラストAFにより継続的にフォーカスを合わせながら撮影ができるようになったらしいです。今までビデオカメラでは標準どころか当り前のことがNikonのデジタル一眼レフでもできるようになったことは素晴らしいですね。でも動画の撮影はズームがある程度機動的にできないと難しく、その点電動ズームは必須のような気がしています。現在Nikonも含めてデジタル一眼レフは写真を撮るのがメインなのでピタッと止められない電動ズームは搭載されていないですし、そもそもレンズ側にズームモーターを搭載しないと電動ズームに対応できないので、レンズ交換式のデジカメではしばらく出てこないのかも知れません。 特に水中写真・水中動画ではワイドでもマクロでも被写体がある程度前後に動くことが多く、ズーム倍率を連続的に可変できないと寂しい映像になってしまうかも??
まだNikon D700を水中に持ち出していないので水中の作例が出せないのですが、今のところNikon D700で気に入らない点というのは出てきてません。買ったばかりだから、、ってのはあるかも知れませんが(笑) いずれにしろ今頃初デジタルなので、ピクチャーコントロールなどもおっかなびっくりです。もう被写体によってフィルム変える必要もないんだな、、と実感する一方、色については自分の目と校正されたディスプレイを信じるしかないという現実を理解しようと努力しています。
投稿者 hiroshiy : 21:56 | Nikon D700を購入! | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年08月29日
懐石料理「お料理乃村」で懐石を食べる
ずいぶんと更新の間があいてしまいました。7月にはモルディブに行ったり8月は仕事が忙しかったりと、文章(というほどじゃないけど)を書く時間が取れませんでした。最近行ったお店の中からオススメを紹介。今回はJR大塚駅からすぐのところにある懐石料理「お料理乃村」。のむら、と読みます。懐石というとちょっととっつきににくく普段食べるものではない高級な印象を持つかも知れませんが、きちんとした日本料理と思っておけばよいので、気軽に入れるお店です。大塚という場所はほとんど行ったことがなかったのですが、駅前からかなり静かな(!?)感じで下町っぽい雰囲気。L字カウンターが8席くらいと個室が1つのこじんまりとしたお店で、女性でも安心して入れる雰囲気です。
懐石料理 乃村にはメニューは基本的にはなく、野村さんにお任せで、コースが5,800円、6,800円、7,900円、9,000円の4種類となります。予算と食べたい物・嫌いなものなどを予約時にあらかじめ相談することができるので、一番安いコースでも十分に楽しめます。各コースは量的にはほぼ同じ量で、ストレートに書いてしまうと食材の原価で決まる、、ということです。旬の食材の仕入れも予約に合わせて行っていらっしゃるようなので、記念日やデート、ご両親などでも楽しめますし、味にうるさい方の接待も大塚という意外な場所で面白がっていただけるのではないかと思います。今回は7,900円のコースにしてみました。
お料理乃村さんの懐石料理は、どの一品も素材、調理法からお皿に至るまで、すべて料理人である野村さんのこだわりが随所に感じられるものです。最後にいただく白いご飯がまたふっくら炊けており、他の料理でほぼおなかいっぱいにも関わらず全部平らげてしまいました。私はお酒を飲まないのでドリンクの品ぞろえについては分かりませんが、日本酒・焼酎を中心にいろいろ揃えていらっしゃるようでした。なお、お酒の価格は良心的だと思いますので、結構飲む方も安心ではないでしょうか?
外食というとついイタリアンやフレンチが多くなってしまい、おいしい魚が食べたいなとか和食がいいなと思っても、世の中の流れなのでしょうか、安心して食べられる、リーズナブルでおいしい日本料理のお店はあまりなかったと思います。私はこれからも利用させていただこうと思っています。ただこちらのお店、気さくな料理人のご主人が一人で切り盛りするため、どうしてもフルサービスのような感じにはならない点は、接待時には注意したほうがいいかも知れません。
投稿者 hiroshiy : 13:55 | 懐石料理「お料理乃村」で懐石を食べる | コメント (2) | トラックバック (0)

